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フルフラッシュの携帯サイトとモバイルSEO

携帯端末の限られた画面の中でも、豊かなデザインを実現しているモバイルサイトが増えてきました。

しかし、画面デザインでは、やはり縦長であり、HTMLで表現できる範囲内でしかデザインを高めるしかありません。

携帯サイトでより表現力を豊かにするためには、フラッシュを用いることができます。モバイル端末ではフラッシュライトという仕様に基づいた規格で実現されています。
又、フラッシュライトを表示できる端末もかなり増えてきました。

フラッシュの再生方法にはインライン再生とフルフラッシュによる再生との二種類があります。
インライン再生では通常のHTMLのタグ内にフラッシュの再生のためのタグが指定されています。
フルフラッシュの場合、HTMLはなく、WEBサーバーから携帯端末に直接フラッシュファイルが転送され、フラッシュがブラウザ内で再生されます。

携帯サイトでのインライン再生とフルフラッシュの違いに関しては、他サイトで調べてください。
今回のコラムではモバイルSEOを行う上でのフラッシュに関する考え方を簡単に述べさせていただきます。

フラッシュをインライン再生させる場合には障害はありません。
HTML内にフラッシュ再生のためのタグが組み込まれているだけです。クローラがHTMLを取得して、評価するようになります。通常のHTMLと同じ扱いで構いません。

問題はフルフラッシュの場合です。フルフラッシュのページにはHTMLはありません。
一方クローラは進化を続けており、HTMLファイルのテキストのみならず、フラッシュも解析できるようになっています。
弊社の事例でも、フルフラッシュのモバイルサイトがGoogleモバイルやYahooモバイルでインデックスさせることができました。また、キーワードによっては上位表示に成功しました。

しかし、現時点ではフルフラッシュの解析はクローラに完全に委ねられており、フラッシュファイルがどのように解析、評価されるかは不明確であり、また順位上昇が期待できるかどうかも分かりません。
HTMLはタグにより構造化された情報をブラウザーやクローラーに伝えることができますが、フラッシュではそういった構造化された(テキスト)情報を完璧に伝えることが現時点では困難です。

そのため、フルフラッシュで作られたページでは競争力の高いキーワードでの上位表示は難しい状況です。
我々の提案としては、フラッシュ未対応端末とクローラに対しては「フラッシュに非対応端末向けの画面」を表示するようにしています。

フルフラッシュをモバイルサイトで採用する場合には、どのようにインデックスされているのか、また想定しているキーワードで上位表示を目指す事ができるのかを吟味する必要があります。

その上で、クローラのモバイルサイトへのアクセスの流れを考慮してみてはいかがでしょうか。

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