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セッションIDに関わる事例の紹介

前回、前々回とセッションIDについて話を進めて参りましたが、今回もまたセッションIDについて考えてみます。

ここにしつこくこだわっていますが、モバイルサイトのSEOをしていく上でいつもぶつかる問題だからです。
正直に告白すると、弊社で対策をしたサイトでもこの問題をクリアできなかったため、何もできずに時間が過ぎ去ったという例もあります。
そのため弊社では事前にセッションIDに課題を抱えているサイトには事前に修正の可否を尋ねるようにしています。

さて今回はセッションIDが付与されているサイトの場合のいくつかの事例を紹介します。
弊社からすると失敗事例の紹介になるかもしれません...。


(1)TOPページにはつかないが、下層ページにはセッションIDがつく

http://hoge.com/にアクセスするとURLにはセッションIDがつかないが、そのページからリンクされている下層ページにはセッションID付きのAタグがあります。
下層ページからhttp://hoge.com/(TOPページ)へ再度アクセスする場合にもセッションIDがついています。つまり初回アクセスしたURLにはセッションIDはつかないが、2回目以降のアクセスしたページは(TOPページであるかどうかには関わらず)セッションIDがつく形です。これはオーソドックスなセッションの仕組みです。

この形のサイトではTOPページであればSEO対策ができる可能性があります。
なぜなら、TOPページはセッションIDなしでインデックスされ、下層ページはセッションID付きでインデックスされるケースが多いからです。

TOPページはセッションIDなしになるので、TOPページは比較的安定したインデックスを保てます。しかし、下層ページのインデックスは非常に不安定になります。
下層ページにロングテールキーワードを含めて対策するのは難しいと言わざるをえません。
また下層ページのインデックスが不安定のため、サイト全体の評価も不安定になります。


(2)TOPページを含めて下層ページ全てセッションIDがつく

http://hoge.com/に初回アクセスすると(セッションIDがないので)、セッションID付きで同一URLへリダイレクトするなどして、TOPページが表示された時に既にセッションID付きURLになります。

そこから下層ページにアクセスしてもセッションIDがついたURLになります。
この形式のセッションを採用しているサイトの場合は、対策は困難です。TOPページを含めて全ページがセッションID付きで検索エンジンにインデックスされてしまいます。
こうなると、インデックスされているURLで固定されているURLがなくなります。検索順位も不安定になります。あるときは上位にいても、次の日には検索結果からいなくなります。

また、特定の順位に表示されていても、サイト運営者が表示させたい目的のページが表示されていなかったり、表示されているページも頻繁に変わります。
サイト内でどのページが評価されているのかも判断しづらいため、HTMLをどのように修正すべきかの方針も不明確にならざるをえません。

この場合はセッションIDをURLから取り除かなければ、問題は解決しません。
全ページからセッションIDを取り除くことが理想ですが、(1)の例のように最低でもTOPページへのアクセス時にセッションIDを取り除くと、TOPページに関してはインデックスが安定するのでSEO対策を行うことが可能になります。


次回も引き続きセッションIDについて考えてみます。このトピックにはもうしばらくお付き合いください。

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